防水リフォーム

屋上防水・ベランダ防水

RC住宅や中小ビルで用いられているウレタン塗膜防水とシート防水やFRP防水についてその特徴について

住宅の防水リフォーム

屋上防水・ベランダ

一般の木造住宅では屋上はありませんが、RC(Reinforced Concrete=鉄筋コンクリート)住宅では屋根の代わりに屋上が存在します。屋上防水は施工の違いにより大雑把に次のようにに分けられます。

  • 塗膜防水
  • シート防水
  • アスファルト防水

ここでは、RC住宅や中小ビルで用いられているウレタン塗膜防水とシート防水についてその特徴について記述します。

住宅の外装リフォームの主な防水工法

ウレタン塗膜防水

ゴムシートなどを貼るシート防水などに比べ、複雑な形状でも簡単に施工でき、つなぎ目の無いシームレスな塗膜で美観に優れるなどの特徴がある。また、改修時に建物の傷み具合や利用方法に最適な防水層を提供でき、改修工事用として需要が多いです。
5,6年毎にトップコート(最上位の塗膜)を再塗装することで15年程度の防水性野の保持が可能です。15年以上の改修工事でもウレタン防水層の塗り重ね(2,3回)で済み、防水層の全面撤去が無い分工事費が安くなります。

シート防水

伸縮性に富んだシート(ゴム系、エンビ系)を使用するので、建物の収縮に追従性する優れた防水材料と言えます。但し、防水材がシートの形状のため、どうしてもつなぎ目に重なる部分が生じることと防水下地の平滑さが必要とされます。
防水シート自体の劣化が激しい場合はシートそのもの交換になります。このような場合は、旧防水シートの撤去作業が加わりその分工事費がかかります。このような状況になる前に補修工事をするのが賢い選択です。

住宅の防水リフォーム FRP防水

FRP防水

最近の木造住宅ベランダ防水はFRP(Fiber Reinforced Plasticの略称)防水が主流ですが、その歴史は浅く1988年にFRP防水材工業会が設立され、その後本格的に普及しました。
そもそも、FRPの技術自体は1970代からその水密性の高さからレジャーボートに使われ、現在ではボートの95%以上がFRPで建造されています。1980年代後半以前のベランダ防水はさまざまな工法で施工され、改修工事で建築当時の状態に戻すのは難しい状況です。 FRPは複合材料の一つで、ガラス繊維にポリエステル樹脂を含ませ、強化した材料で、非常に強靭性と弾力性に優れています。
改修工事ではFRP防水であろうが他の防水仕様であろうが、水密性が確保できていれば現在は紫外線や磨耗に強いウレタン・トップコート(最終仕上げ材)をコテでコーティングするだけで十分です。